中小企業の経営者、特に創業者にとっては、跡継ぎ問題が喫緊の課題となっております。親族への承継を望みつつも、どのような方法が適切なのかお悩みの方も多いと思います。

中小企業の跡継ぎ問題は、その事業の業態や規模、引継ぎの当事者によって解決への道筋は様々です。事業の創始者の、子供にあるいは親族に引き継いでもらいたいとの強い思いに応え、税制上の措置を利用して資産の生前贈与をしたり、遺言などを活用して、事業の承継ができた例がありました。また、個人病院の承継案件で、院長に大学病院に勤務する医者の子供がいましたが、二人の考えの相違から、結局別の医院に引き継いでもらうことになり、親族への承継にならなかったものの、それぞれが得心の上円満に解決した例もありました。

当事務所は、様々な事業者の相談に預かってきましたが、最も重視するのは事業者が築いてきた事業への思いであり、承継する人への信頼の思いです。それを基本に置きながら、最善の方法を相談者に提示し、決定して頂く努力をしてきました。そのために、当事務所は、公認会計士等とも提携し、適切な方法での事業承継に至るようアドバイス、コンサルティング等必要なサポートを行っています。

どうぞお気軽にご相談ください。

跡継ぎ問題